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こむらがえり・足がつる

足がつる・・・こむら返り

 
 準備運動もしないで、冷たいプールや海に飛び込み、泳ぎだすと足がつることが
あります。また、寝ていて、特に、明け方足がつるといわれる方もいます。

寒い・冷たいという状態を知覚神経が、感知し反射的に皮膚表面の血管を収縮させて、体温を逃がさないようにします。

細い動脈が収縮して血液の流れがなくなったり、悪くなったりします。全身に張り巡らされた毛細血管を通して、動脈から静脈へ血液は循環しています。

この流れが、寒さや・冷たさによって妨げられると、つる・痙攣といった状態になりやすいということです。

血液の流れが特に、動脈血の流れが悪くなったために筋肉の中に送られる血液が、急に減少します。そのため、必要十分な酸素が、送り込まれないために、酸素不足になります。

その結果、虚血状態・無酸素状態になり、筋肉がつるつまり、痙攣・こむらがえりを起こすのです。
 
酸素が不足しているところから、痛みを感じる物質が出ます。つったりこむらがえりは、けっこう痛いものです。

急な運動や、日ごろ使っていない筋肉を使ったときなども、つる・ケイレンは起きます。また激しく筋肉を使うことによる、筋肉の疲労や、逆に、運動不足のため筋肉がこりこりで血流が悪くなっても起きるようです。

これらの現象は、血流不足による酸素不足が、主な原因のようです。
 

もう1つの現象は、塩分の不足によりケイレンを起こすということです。

マラソン選手のようなアスリートも汗を多量にかくことにより塩分が不足しケイレンを起こすことがあります。

身体を動かすことは、塩の働きに大きくかかわっています。生理現象として、”ナトリウムーカリウムポンプ”というものがあります。

われわれの細胞内には、普通、ナトリウムイオンとカルシウムイオンは少なく、カリウムイオンとマグネシウムイオンが多くあります。この状態では筋肉ゆるんでいます。

血液やリンパ液などの細胞の外の液には、ナトリウムイオンやカルシウムイオンが多く、カリウムイオンやマグネシウムイオンは少ない状態です。

筋肉が緊張をするときは、細胞の外のナトリウムイオンやカルシウムイオンが、細胞内に入り、カリウムイオンやマグネシウムイオンが、細胞の外に出てきます。

この状態の時には筋肉はキュウと縮んだ緊張状態です。逆になるとまた、筋肉はゆるみ弛緩状態になります。この繰り返しにより、歩いたり呼吸したり、などなど、我々は動けるのです。

発汗による塩分の不足に気づかないとケイレンが起きます。ケイレンは、塩分不足の信号です。塩分不足は、死に至ることもある重大な事故につながります。

しかし、塩分のとりすぎも心臓や腎臓に負担がかかり疲れさせます。塩、塩分のコントロールは、常に注意して心がけることが大切です。

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